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1株当たり資産BPSについて解説

【1株当たり資産】BPSで見る株価

1株当たり資産BPSについて解説

BPSとは

BPS (Book Value Per Share)とは、1株あたりの純資産を意味します。

1株あたりの純資産を示していますので、値が高いほど純資産が多く負債が少なく安全性が高い企業と言えます。

BPS=純資産÷発行済株式数

BPSは純資産を発行済株式数で割ると求める事ができます。

企業A
純資産1億円、発行済株式数200万株
この企業のEPSを見てみましょう。

BPS=1億÷200万株=50円

ですので、この企業は1株当たり50円の資産を持っている事になります。

企業B
純資産2億円、発行済株式数が200万株
この企業のEPSを見てみましょう。

BPS=2億÷200万株=10円

ですので、この企業は1株当たり10円の資産を持っている事になります。

こうしてみると、企業Bよりも企業Aの方が1株あたりの純資産が多い事がわかります。

株価との関係性

株価=BPS(1株当たりの純資産)×PBR(株価純資産倍率)

計算式からも分かりますように、BPSが高いと株価も上がり、BPSが低いと株価も下がる事が考えられます。


企業A
BPSが200円、PBRが20倍

株価=200円×20倍=4000円となります。

この企業が、毎年BPSを10%増加させた場合10年後のBPSは200円×1.1の10乗の518円になります。
10年後もPBRが20倍のままであれば
株価=518円×20倍=10360円になります。

BPSの上昇と共に株価も上がる事が分かります。

企業A
株価2000円、BPS50円

企業B
株価2000円、BPS10円

同じ株価である企業Aと企業Bです。
株価だけ見るとどちらも同じで差をつける事ができませんが、BPSを見ればどちらがお買い得(格安)なのかを判断できます。

企業Aは2000円で株を買うと、1株あたり50円の純資産がついてきます。
企業Bは2000円で株を買うと、1株当たり10円の純資産がついてきます。

これを考えれば、お買い得(格安)なのは企業Aである事が分かるのではないでしょうか。

1株当たりの純資産とは、単純に1株に割当てる事のできる資産です。

もし仮に、企業が解散した際にも保有する株式数に応じて株主の元に残る価値が1株当たりの純資産です。
企業Aが解散した場合、1株保有していれば50円、100株保有していれば500円受け取る事ができます。

同業種の中での平均的なBPSよりも投資しようとしている企業のBPSが低い場合、今後BPSが同業種の平均まで伸びていき結果的に、株価が上がっていく可能性も考える事ができます。
反対に投資企業の方がBPSが高い場合、将来的に同業種の平均まで下がっていき結果的に、株価が下がっていく可能性も考える事ができます。

つまり、今の株価からみて将来的にどの程度の株価になるのかの1つの目安を立てる事ができます。

BPSが上がる要因

①純資産が増える
計算式で純資産が分子にきていますので、当然なんですが純資産が増えれば増えるほどBPSは上がります。

②発行済株式数が減る
これは自社株買いや株式併合を行うと減ります。
自社株買い=株主への利益還元という意味でよく耳にしますが、BPSやEPSが増え株価も上昇しやすくなりますので投資家にとってはメリットがあります。

最後に

企業を見る際に、BPSは企業の安定性を判断する事につながります。

BPSの数値が高ければ高いほど、安全性の高い企業だと言えます。
反対に、BPSの数値が低いほど、安全性の低い企業だと言えます。

長期的にみて、BPSを毎年確実に増やしている企業は非常に安定性の高い企業であると考えられます。

今後の投資先選定においてもBPS(1株当たりの純資産)を考察に加えて決めていきたいです。

*投資は自己責任です。あくまで参考程度に宜しくお願い致します。